【実例】ハイヤードライバーの一日の流れを徹底解説!!

・より詳細なフリーの働き方実例
・より詳細な専属・請負の働き方実例
はじめに
ハイヤードライバーは一般企業と比較してかなり特殊な働き方の職業です。
ざっくり分けて『車庫番』『専属』『請負』の3種類の働き方がありますが、それぞれを比較してもだいぶ違いがあります。
▼▼働き方の概要については下記の記事をご覧ください▼▼
今回はハイヤードライバーがどんな一日を送っているのか、よりリアルに詳細に深堀していきたいと思っています。
現役ハイヤードライバーだからこそ語れる実情です。
あくまでも私の会社の場合の話ですが、求人票には書かれない真実を赤裸々に公開していこうと思います。
今回の記事を読めばあなたも綺麗ごとだけじゃないハイヤードライバーの実情の部分を理解することができるでしょう。
それでは始めていきます。
車庫番(フリー)の実例
①定期送迎
まずは車庫番(”フリー”と表現する事もあり)の実例その1、定期送迎です。
定期送迎とは役員様の朝夕の通勤のみの送迎のことを指します。
早速1日の流れの例を紹介していきます。
- 朝7時ごろ:営業所に出社し、制服に着替え車の点検
- 7時半:営業所出庫
- 8時半:お客様ご自宅到着
- 9時半:お客様会社お送り
- 10時:営業所帰庫
- 10時~16時:営業所待機
- 16時:営業所出庫
- 17時:お客様会社到着
- 18時:お客様ご自宅お送り
- 19時:営業所帰庫
- 車の手入れをし、退社
ざっくりとこんな感じです。
朝と夕方のお客様は同じ場合もありますし、別のお客様を担当することもあります。
拘束時間は長めですが、ここでもやはり日中の待機時間に注目です。
これのおかげで体力的にはかなり余裕をもって働けます。
私は昼寝をしたり、インプットの時間に充てたりしています。
これこそハイヤードライバーの醍醐味と言えます。
②1日仕事
続いて車庫番の実例その2、1日仕事です。
1日仕事とは、日中の商談のための移動や少し遠いところへの日帰りでの出張などで1日外に出っぱなしの仕事のことを指します。
1日の流れの例は次の通りです。
- 朝8時ごろ:営業所に出社し、制服に着替え車の点検
- 8時半:営業所出庫
- 9時半:お客様の会社到着
- 9時半~12時:取引先数社訪問
- 12時~13時:お客様はランチへ、ドライバーは路上待機
- 13時~16時:取引先数社訪問
- 16時半:お客様会社へお送り
- 17時半:営業所帰庫
- 車の手入れをし、退社
こんな感じです。
待機時間は少なめなことが多いですが、早めに帰れることが多いのが1日仕事の特徴です。
上手くいけば17時台の電車に乗って帰ることができます。
夏場ならまだ明るいうちに家に着くことも可能です。
控えめに言って最高ですよね!?
家族団らんの時間もしっかり取ることができます。
③ゴルフ送迎
最後に車庫番の実例その3、ゴルフ送迎です。
ゴルフ送迎とは、主に週末にお客様のご自宅からゴルフ場までの往復の送迎のことを指します。
特徴として朝が早いので前日に営業所への泊まりが必要になってきます。
1日の流れの例は次の通りです。
- 朝4時:起床、身支度、車の点検
- 5時:営業所出庫
- 6時:お客様ご自宅到着
- 7時半:ゴルフ場到着
- 7時半~15時:ゴルフ場待機
- 15時:ゴルフ場出発
- 17時:お客様ご自宅到着
- 18時:営業所帰庫
- 車の手入れをし、退社
こういった流れになります。
ここでも長い待機時間が発生します。
ここでは朝早い分、しっかり仮眠を取ることが必要です。
ゴルフ送迎は“朝ちゃんと時間通りにゴルフ場に着いてしまえばその日の仕事は8割は終わったようなもの“、と言われています。
着いた後にすることはお客様のプレーが終わった段階でゴルフバッグ等をお預かりし、その後自宅に帰るだけです。
しかも大抵のお客様はプレー後に軽く食事をしお酒を飲んでから帰られるので、帰りの車内では爆睡。
何時までに着かないといけない、といった制限も基本ありません。
変な緊張感もなくリラックスした状態で安全運転に集中できるので、私も結構好きな仕事だったりします。
さて、ここまで記事を読んできて営業所への泊まり込みがネックな方も多いかと思います。
私も当初は嫌だなーと思っていましたが、意外とメリットもあることに気づきました。
特に通勤しなくても良いは最高だと思います。
▼▼詳細は下記の記事で解説しています▼▼
【意外な事実】ハイヤードライバーが家に帰れるのに帰らない理由4選
とはいえ、基本的には家には帰りたいですけどねw
専属・請負の実例
続いては専属・請負の実例です。
これらはある特定のお客様の専属ドライバーとして朝のご自宅お迎えから夜のご自宅送りまで全てを担当するというものです。
▼▼専属と請負の細かい違いに関しては下記の記事をご覧ください▼▼
1日の流れの例は次の通りです。
- 朝7時ごろ:営業所に出社し、制服に着替え車の点検
- 7時半:営業所出庫
- 8時半:お客様ご自宅到着
- 9時:お客様会社お送り
- 9時~18時:会社待機
- 18時半:会食先へ移動
- 18時半~20時半:会食先付近で待機
- 21時:ご自宅お送り
- 21時半:営業所帰庫
- 車の手入れをし、退社
このような流れです。
もちろん日によっては日中に取引先訪問のため移動があったり会食がない日もありますが、専属・請負のお客様は基本的に稼働が安定している方が多いので、ドライバーも安定して稼ぐことができます。
この辺はお客様によってまちまちですが、正式に担当になる前に「基本は朝何時のお迎えなのか」「帰宅はいつも何時ごろか」「会食の頻度は多いか」「週末の稼働はあるのか」「ゴルフはやる人なのか」などの情報を営業担当の職員を通じて知ることができるので、自身の条件と合わなければ断ることも可能です。
無理やり押し付けられるようなことは一切ありません。
まとめ
それでは本日のまとめです。
・より詳細な車庫番の働き方実例
⇒定期送迎、1日仕事、ゴルフ仕事など
・より詳細な専属・請負の働き方
本日は上記の内容について解説してきました。
今回紹介した1日の流れはあくまでも例なので、毎回その通りではありません。
イレギュラーな仕事も多くあります。
しかし、他の一般企業での仕事と比較すると圧倒的に気持ちにゆとりをもって仕事に臨めるのは間違いありません。
特に長い待機時間。
ここの過ごし方がキーポイントになってきます。
▼▼詳しくは下記の記事をご覧ください▼▼
【最大のメリット】ハイヤードライバーの待機時間の過ごし方3選
参考にしていただけたら幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました!