【どんな人?】ハイヤードライバーに「向いている人」「向いていない人」を徹底解説!!

・こんな人はハイヤードライバーに向いている
・こんな人はハイヤードライバーに向いていない
・向いていない人がハイヤードライバーになってしまうとどうなるか
はじめに
私の本業であるハイヤードライバーという職業ですが、人手不足も相まって毎月多くの人が入社してきます。
しかし一方で退職してしまう人が多いのも事実です。
事前にどんな性格の人が向いているのかがわかれば、ミスマッチを減らせるのではないかと思い今回の記事を書くことにしました。
多くのドライバーを見てきて感じたところ、自身が今まで感じたところを現役ドライバーの視点で深堀していきます。
ハイヤードライバーへの転職を検討している方もそうでない方も読んで損はない内容となっております。
それでは始めていきます。
ハイヤードライバーに向いている人
素直

まずは1つ目、素直な人です。
ハイヤードライバーは40代・50代で転職してくる人が多いです。
事情は人それぞれ様々ですが、やはり変なプライドを持ってしまっている人も中にはいます。
この仕事は基本的に職員・配車デスク・お客様などからの指示によって動く仕事です。
ある程度年齢がいった人だと特に職員のほとんどが年下になります。
職員からの指示だったり仕事の依頼を素直に受け入れられる人は良好な関係性を築きやすいです。
もちろん、あまりにも無理難題の場合は断っても大丈夫です。
が、根は素直でありたいもの。
シンプルなことが実は一番重要になってきます。
1人で仕事をするのが好き

2つ目は、一人で仕事をするのが好きな人です。
もちろん営業所内ではわからないことを職員や先輩に聞くことはできますが、いざ営業所を出ると当然一人になります。
何かトラブルが起こった場合、営業所に連絡することはできますがある程度は自分で対処する必要があります。
意外とアドリブ力が求められたりもします。
が、人によってはチームで周囲の意見や顔色を伺いながら仕事を進めるよりはるかに楽、と考える人もいます。
私もそっち側です。
周囲の目を気にすることなく自分の仕事に集中したい人にとってはうってつけです。
接客が苦にならない

3つ目は、接客が苦にならない人です。
ハイヤードライバーという仕事は待機時間がとにかく長いため、「ハイヤーは待つのが仕事だ」と言われています。
しかし、当然仕事のコアは運転であり接客です。
特に接客が良くないとダイレクトにクレームに繋がりかねません。
やはりこの仕事は接客業の経験がある人は長く続けられる傾向にあります。
接客をする時間は短いとはいえ、接客が苦にならない人の方が向いていると言えるでしょう。
上司部下という関係性が苦手な人

4つ目は、上司部下という関係性が苦手な人です。
ハイヤードライバーには「出世」という概念がありません。
なのでドライバー同士には先輩後輩という関係性はありますが、上司部下という関係性はありません。
意外とドライバーは皆対等な立場です。
こういった上下関係が苦手な方も多いのではないでしょうか。
一般企業の上下関係よりもかなりフラットでゆるい上下関係を好む人はハイヤードライバーはとても働きやすい環境だと思います。
暇な時間を有効利用できる人

5つ目は、暇な時間を有効活用できる人です。
ハイヤーという仕事は「待つのが仕事」と言われるぐらい待機時間が長いです。
その時間を無駄にせずに有効活用できる人の方が望ましいと言えるでしょう。
例えば私の場合はYouTubeやAmazon kindleなどを使ってコンテンツ消費の時間に充てています。
もちろん映画を見たりゲームをしたりして過ごしてもいいですし、実際そういう人も多いです。
▼▼待機時間に関しては下記の記事で詳しく解説しています▼▼
【最大のメリット】ハイヤードライバーの待機時間の過ごし方3選
ハイヤードライバーに向いていない人
毎日たくさんお酒を飲みたい人

ここからはハイヤードライバーに向いていない人について解説していきます。
まずは1つ目、毎日たくさんお酒を飲みたい人です。
職業ドライバーである以上、アルコールに関しては特に厳しいです。
毎日出社すると業務開始前にアルコールチェッカーに息を吹きかけてアルコールチェックをするのですが、そこで少しでもアルコール反応が出てしまうとその日は乗務禁止になってしまいます。
前日の夜に缶ビール1本や2本程度ならアルコール反応が出ることは考えにくいですが、もっと飲みたい人にとっては要注意です。
お酒を飲むのは休日の前日のみ、と言うように我慢ができないような人は職業ドライバーにはならない方が無難です。
年下の先輩・年上の後輩を受け入れられない人

2つ目は、年下の先輩、年上の後輩を受け入れられない人です。
ハイヤー会社には基本的に新卒のドライバーは入ってきません。
これに関しては別途詳細記事で解説します。
一部の大手企業の場合はタクシー事業部の方で新卒採用をやっていて、ステップアップでハイヤー事業部に異動してくるパターンはありますが、それ以外は基本中途採用です。
そういった場合、年下の先輩、年上の後輩というのが必ず発生します。
私は前職が飲食業でこういったこともあるあるだったので大丈夫でしたが、一般企業から転職してきた人の中には初めての体験で戸惑ってしまう人もいるようです。
年上の後輩に変に気を使いすぎてしまう人だったり、変にプライドが高く年下の先輩から素直に教われない人はドライバー同士で上手くコミュニケーションが取れずに孤立してしまうかもしれません。
暇であることに耐えられない人

3つ目は、暇であることに耐えられない人です。
前述した長い待機時間の話の真逆になりますが、これ結構退職理由の上位だったりします。
1日の大半が待機なので時間を無駄にしているような感覚に陥ってしまい、耐えられなくなって辞めてしまうケースがちょくちょくあります。
個人的には待機時間こそがオイシイのに、と思ってしまいますが、日々ガツガツ動いていたい人にとってはしんどい環境なのかもしれません。
詳しい退職理由については下記の記事で解説しています。
まとめ
それでは本日のまとめです。
・こんな人はハイヤードライバーに向いている
・こんな人はハイヤードライバーに向いていない
・向いていない人がハイヤードライバーになってしまうとどうなるか
本日は上記の内容について解説してきました。
ハイヤードライバーに向いている人は次の5つのタイプです。
・素直
・一人で仕事をするのが好き
・接客が苦にならない
・上司部下という関係性が苦手
・暇な時間を有効活用できる人
また、逆に向いていないのは次の3つのタイプです。
・毎日たくさんお酒を飲みたい人
・年下の先輩・年上の後輩を受け入れられない人
・暇であることに耐えられない人
私個人的には最高の仕事だと思っていますが、やはり人それぞれ向き不向きがあるのも事実です。
向いていない人が転職してきてもすぐに離職してしまいます。
今回の記事を読んで
自分も向いているかも?
そう思っていただけたのなら、下記の記事も合わせてご覧ください。
【40代、50代でも安心!】ハイヤードライバーに転職する方法

最後までご覧いただきありがとうございました!