体験談

【徹底考察】リモートワークが普及する今、ハイヤーに未来はあるのか!?

ryosukepapa
今回の記事でわかる事

実際ハイヤーに未来はあるのか

・ハイヤーを使う客層がなぜ対面を重要視するのか

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はじめに

昨今のコロナ過の影響により、多くの企業でリモートワークが導入されています。

その影響もあって物理的に移動する人が依然と比べてかなり減ってきました。

私たちハイヤー業界でも一時的に仕事量は減少していましたが、コロナが少しずつ落ち着いてくるとハイヤーの需要はコロナ過以前の水準に戻ってきました。

私たちは企業の役員様がお客様なのですが、みなさん普通に出社しています。

以前と比べてもかなりリモートワークは浸透してきたと思いますが、これはなぜなのでしょうか。

結論を言うと、経営者の皆さんは重要な意思決定をすることが多いので、出社をし対面での仕事を好まれるからです。

また、私たちのような運転の仕事だとどうしても自動運転に置き換わるんじゃないか、という懸念を持たれる方もいらっしゃるかと思います。

今回の記事ではこの辺についての私の考察も含めハイヤーに未来はある理由について書いていきたいと思います。

今回の記事を読めばハイヤーという仕事の将来への不安はなくなるでしょう。

それでは始めていきます。

ハイヤーに未来はある理由

企業の役員様は対面を重要視している

まずは1つ目、企業の役員は対面を重要視している、です。

企業の役員様はその立場上、社内での重要な意思決定の場や取引先の経営陣との商談の場に赴く機会がとても多いです。

役員が直々に関わるプロジェクトの場合、特に大企業の場合は一発その商談がまとまれば数億円単位で売り上げが決まることも珍しくありません。

こういった場合、直接対面での交渉やプレゼンの方が先方との意思疎通がスムーズにいきやすく、結果につながる傾向があるようです。

そのため多くの企業では一般社員はリモート推奨でも役員は出社という企業も多いです。

また役員クラスになると例えば新卒採用や中途採用の最終面接を担当したり、現役社員との評価面談があったりなど、どうしても対面の方が望ましい業務が多くなってきます。

こういった理由もあり役員様は以前のコロナ過においても出社される方が多く、その移動に使われるハイヤーの需要も安定してある、というわけです。

しかもハイヤーはタクシーとは違って不特定多数のお客様は乗せません。

完全予約制のプライベート空間なので、感染対策という意味でも需要はなくなることはないでしょう。

ハイヤーにステータスを感じている

2つ目は、ハイヤーにステータスを感じている点です。

やはり毎朝自宅まで迎えに来てくれて会社までストレスなく移動できる、というのは成功者の証と思っている方が多いようです。

取引先などへの訪問の際もタクシーではなくて運転手付きの車を使っていることにより、自社の経営が上手くいっていることを先方にアピールする狙いがある場合もあります。

やはり運転手付きの車ってそうそう簡単には使えませんからね。

特にこれから関係性を構築していきたい相手の場合は相手企業に”凄い”と思わせたいのでしょう。

ある種のマウンティングのようなものです。

それを差し引いたとしても、ハイヤーは成功者の証と言えます。

この需要がなくなることはなかなか考えにくいと思います。

ストレスの少ない移動手段

3つ目は、ストレスの少ない移動手段、という点です。

ハイヤーは事前に秘書さんを通じてスケジュールを頂戴して、ドアtoドアで時間通りに確実にお送りするサービスです。

タクシーのようにその都度拾って毎回行き先を説明する手間が省けます。

しかもタクシーのようになかなか捕まらない、といったストレスもありません。

普段ハイヤーを利用される役員様は分単位でスケジュールが決まっている方が多いです。

脳みそのメモリをこういった余計なことに割く余裕はありません。

多少費用が割高でもこういったストレスを軽減し、自身の仕事に集中したいニーズが多いです。

例えば専属の場合、利用時間にもよりますが概ね1台につき100万円近くがハイヤー会社に支払われているケースもあります。

しかし自身の仕事によって見込まれる売上を考えれば、ハイヤーの料金なんて安いものです。

そして車内に私物を置いたままにしたりして、自分好みにできます。

自分好みの空間にできるという点を考えても安定した需要は続くと思います。

自動運転では代替えしにくい

4つ目は、自動運転では代替えしにくい、という点です。

こういった運転の仕事の場合、どうしても自動運転に仕事を取られる、運転の仕事なんて将来性はない、、

こういった議論が必ず沸き上がります。

しかしハイヤーには上記で挙げてきたように、それぞれのお客様に合わせたきめ細やかなサービスだったり、車寄せの場所やビルの入口なども考慮し、時間ピッタリに合わせたドアtoドアの送迎が求められます。

これは正直、自動運転で代替えすることはかなり難しいと思います。

ただ車が移動するだけではありませんからね。

もし仮に実現したとしても、そこまでテクノロジーが進化するのはだいぶ先の話になるでしょう。

まとめ

それでは本日のまとめです。

本日の解説内容

・実際にハイヤーに未来はあるのか

→あります!!

・ハイヤーを使う客層がなぜ対面を重要視するのか

→重要な意思決定をする場面が多いから

本日は上記の内容について解説してきました。

運転の仕事の場合どうしても将来性に関する不安が付きまとうと思います。

今回の記事でそういった不安が少しでも解消されれば幸いです。

ハイヤードライバーについてのより詳しい解説は下記の記事をご覧ください。

【現役ドライバーが徹底解説!】ハイヤードライバーって何??

最後までご覧いただきありがとうございました!

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ABOUT ME
りょう
りょう
現役ハイヤードライバー
30代、40代、50代からでも最高の転職を!
都内大手ハイヤー会社で働く現役のハイヤードライバー。
前職までは飲食業に従事し、うつ病直前まで疲弊するもハイヤードライバーに転職して人生が劇的に好転。
普段脚光を浴びることの少ないハイヤードライバーという仕事について、いい事も悪い事も赤裸々にお伝えしていきます。
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