基礎知識

【現役ハイヤードライバー必見!!】同業他社への転職はあまりおすすめしない理由5選

ryosukepapa
今回の記事でわかる事

・同業他社への転職をなぜおすすめしないのか

・同業他社へ転職してもいい唯一のパターン

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はじめに

ハイヤードライバーとして日々仕事をしていると、ふと他社のことが気になることがあります。

特に街中で他社のハイヤーを見かけたときなど、「あの会社を選んでいたらどうなっていただろう」と考えてしまいます。

しかし、結論として同業他社への転職はあまりおすすめはできません。

めちゃくちゃざっくり言うと、転職しても大して変わらないからです。

今回の記事ではこのことについて掘り下げていきたいと思います。

それでは始めていきます。

同業他社への転職をおすすめしない理由5選

労働環境は大して変わらない

まずは1つ目、労働環境は大して変わらない点です。

ハイヤー会社は基本的にどこの会社でもやることは一緒です。

メインとなるお客様も大企業の役員様がほとんど。

ということはお客様の行動パターンも似通ってくるので、我々の労働環境も大きくは変わらりません。

朝早い仕事や夜遅い仕事も当然あります。

そういった仕事に伴う会社への泊まり込みが嫌だという人も多いですが、どこの会社に行っても泊まり込みはある程度は必要になってきます。

泊まり仕事をある程度楽しめるように、メリットにも目を向けないといけません。

私は特に通勤しなくていいというのが最大のメリットだと思っています。

毎日満員電車には乗りたくないですよね??

▼▼詳しくは下記の記事をご覧ください▼▼

【意外な事実】ハイヤードライバーが家に帰れるのに帰らない理由4選

仕事内容も大して変わらない

2つ目は、仕事内容も大して変わらない点です。

どこの会社に行っても仕事内容には基本大きな変化はありません。

車庫番・専属・請負などの働き方も一緒です。

▼▼各働き方に関しての詳細は下記の記事をご覧ください▼▼

ハイヤードライバーの働き方~車庫番・専属・請負~

またドライバーがやること、大事なことも変わらないです。

ハイヤーという仕事の本質は4つのSにまとめることができます。

それはズバリ、セーフティ・スピーディ・サイレント・スマートの4つです。

▼▼詳しくは下記の記事をご覧ください▼▼

【本質】ハイヤーで大切な”4つのS”について解説!!

給料も大して変わらない

3つ目は、給料も大して変わらない点です。

仕事の内容がどの会社も似たり寄ったりなので、どこの会社もお客様に請求する金額の相場は大きくは変わりません。

ということはドライバーの給料もそんなに大きくは変わりません。

大手だとどこの会社も平均すると年収500万円ほどです。

お金を理由に同業他社へ転職するメリットはないと言えます。

職場に馴染めない可能性がある

4つ目は、職場に馴染めない可能性がある点です。

ハイヤー会社は未経験の人材を一から育てていこうという風潮が強いです。

そのため先輩たちも非常に面倒見がよく、いろいろ教えてくれます。

そういった風潮があるため、中途半端に経験があることで変に目立ってしまうことがあります。

実際私の会社にも他社でハイヤーの経験がある人がいますが、変に周囲からのハードルが上がってしまい、どうせできるだろうと放置されることが多いです。

職場で浮いてしまうリスクがあるのです。

そんなリスクを負ってまで転職するメリットはないと言えます。

現場で元同僚に会うと気まずい

最後に5つ目、現場で元同僚に会うと気まずい点です。

スポット仕事・専属・請負といろいろな働き方がある中で、日々行く場所で他社のドライバーに会うことがあります。

東京都内で運転手付きの車が行くところは大体決まってきます。

丸の内や大手町のオフィスビルや高級ホテルなどが典型です。

またスポット仕事の場合、複数社合同で協力して行う仕事もあります。

例えば東京オリンピックの際の海外の要人送迎です。

実際当時は複数社のドライバー同士で連携を取りながら仕事を進めていきました。

そこで万が一元同僚に会うと、とても気まずいです。

特に中途半端な知り合いの場合はより一層気まずいでしょう。

諸条件は大手企業ならそんなに変わらない中でわざわざ他社へ転職したとなると、元の会社の人間関係が嫌で辞めたと思われてしまいます。

が、そもそもハイヤードライバーは同僚との関りがあまりないのが他の業種にない大きなメリットです。

人間関係に悩んで辞める必要がないのです。

それなのにいらない勘違いをされてしまう。

すごいめんどくさいわりに得られるリターンはあまりないでしょう。

同業他社へ転職してもいい唯一のパターン

零細企業→大手企業

ここからは同業他社へ転職してもいい唯一のパターンについて解説していきます。

それはズバリ、零細企業から大手企業へのパターンです。

零細企業の場合どうしても仕事量が不安定になりがちです。

それは圧倒的なネームバリューの差が要因のひとつです。

また零細企業の中にはドライバーは正社員雇用ではなく業務委託契約という場合もあります。

いわゆる個人事業主です。

その場合、仕事がなくなったら収入もなくなることになります。

また、社会保険も手薄になってしまうのでイマイチおススメはできません。

その点大手なら一年を通して仕事量は安定しています。

▼▼詳しくは下記の記事をご覧ください▼▼

【徹底比較】ハイヤードライバーに転職するなら絶対大手がおすすめな理由

まとめ

それでは本日のまとめです。

本日の解説内容

・同業他社への転職をなぜおすすめしないのか

結論、労働環境も給料も大して変わらないから

・同業他社へ転職してもいい唯一のパターン

零細企業から大手企業へのパターン

本日は上記の内容について解説してきました。

転職には少なからずリスクがあります。

ハイヤー業界の場合、同業他社への転職はリスク以上のリターンはないと言っていいでしょう。

ただし、零細企業から大手企業への転職は別です。

大手企業なら年間を通して安定した仕事量があります。

やはりせっかく働くなら大手の方がおすすめですね。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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ABOUT ME
りょう
りょう
現役ハイヤードライバー
30代、40代、50代からでも最高の転職を!
都内大手ハイヤー会社で働く現役のハイヤードライバー。
前職までは飲食業に従事し、うつ病直前まで疲弊するもハイヤードライバーに転職して人生が劇的に好転。
普段脚光を浴びることの少ないハイヤードライバーという仕事について、いい事も悪い事も赤裸々にお伝えしていきます。
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