裏事情

【実態】ハイヤードライバーのデメリット3選

ryosukepapa
今回の記事でわかる事

・ハイヤードライバーのデメリット

・デメリットの裏側にあるメリット

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はじめに

世間一般の仕事と比較して、ハイヤードライバーという仕事には知られざるメリットが多くあると思っています。

しかし、どんな仕事にも一長一短あるようにハイヤードライバーという仕事にも当然デメリットもあります。

私が考えるデメリットは次の3点です。

ハイヤードライバーのデメリット

・家に帰れない

・給料が安い

・深酒できない

このようにデメリットに感じる部分はありますが、これらも実はメリットと表裏一体だったりします。

今回の記事ではこの点について現役ハイヤードライバーが実態に基づいて解説していきます。

今回の記事を読んでハイヤードライバーの負の部分についても理解していただけたらと思います。

それでは始めていきます。

家に帰れない

家に帰れる仕事を選べば良い

まずは1つ目、家に帰れないという点です。

ハイヤーという仕事は始発で出勤しても間に合わないような朝早いお迎えや、会食の仕事で終電を逃すなどの理由で営業所に泊まり込む必要性が出てくることがあります。

それ以外でも「電車はあるけど帰っちゃうと2、3時間ぐらいしか寝れない、、」といった理由で泊まる事もあります。

営業所には風呂場、洗面所、仮眠室は完備されていますが、正直あまりきれいとは言えず出来れば泊まりたくないと思っている人も多いです。

例えて言うなら昭和の合宿所みたいな感じですね。

この泊りが必要になる仕事ですが、専属等自分の担当のお客様の場合はなかなか避けられませんが、車庫番の場合は事前に配車デスクに「今日は帰りたい」と伝えておけばこういった仕事は回避することができます。

また、翌日の朝早い仕事も断ることは可能です。

私の所属している会社では定時の時間(8:30〜17:15)外が出庫の仕事については無理してやる必要はなく、適宜断っても良いというルールがあります。

しかし、さすがに毎日毎日断ってばかりなのは完全にわがままなテイカー思考なのでよくありません。

たまには無茶な配車も引き受けて貸しを作っておくこともその後の業務を円滑に行う上で重要だったりします。

これらを上手に組み合わせれば稼ぎも確保しつつしっかり家に帰ることもできます。

▼▼ハイヤーの働き方の詳細は下記の記事をご覧ください▼▼

ハイヤードライバーの働き方〜車庫番・専属・請負〜

自ら望んで泊まり込んでいる人も多い

また、中には帰ろうと思えば帰れるのに自ら望んで泊まり込んでいる人も多くいます。

休日しか家に帰っていない人も少なくありません。

そういった人は家が遠く、毎日の通勤が億劫だからという理由で泊まり込んでいる人が多い印象です。

私も帰れるにもかかわらず「通勤がめんどくさい」という理由で泊まってしまうことがあります。

▼▼詳しくは下記の記事をご覧ください▼▼

【意外な事実】ハイヤードライバーが家に帰れるのに帰らない理由4選

給料が安い

家族との時間を優先できる

続いて2つ目、給料が安い点です。

ハイヤードライバーは基本給が安いです。

走行距離による歩合給もありますが、給料の多くを占めるのは残業代です。

ハイヤードライバーは典型的な労働集約型の仕事なのでとにかく稼働してナンボなのが実情です。

しかし逆を言えば給料を犠牲にすればプライベートの時間を確保することはできます。

お金と時間。

この2つのちょうどいいバランスを見出していくことが求められます。

稼ぎたければ稼ぐことも可

当然稼ぎたければ自ら配車デスクに申告することで夜遅い仕事や早朝の仕事を回してもらうなどして稼ぐことも可能です。

中には専属の仕事が終わった後にフリーの仕事をして稼いでいる人もいます。

そうやってガツガツやるタイプの人は年収600万円以上を稼いでいます。

拘束時間が長いだけで仕事の濃度は薄いのがハイヤードライバーの特徴なので、人によってはかなりオイシイ仕事です。

もちろん仕事がなければ稼ぐことはできませんが、自分でコントロールできる点も多いのであまりデメリットとは言えないですね。

出勤前日に深酒できない

健康的になるチャンス

最後に3つ目は出勤前日に深酒できない点です。

運転を仕事にしているので当然ですが、出勤日は業務前にアルコールチェックがあります。

私の会社の場合、そこで少しでもアルコール反応が出てしまうとその日は乗務停止になります。

また、酒気帯びの状態で会社内に入ることは禁止なので、もし会社に泊り込んだ次の朝にアルコール反応が出た場合は一発解雇の重たい懲戒処分が科せられます。

この辺の対応は各会社によって変わってくると思いますが、毎日晩酌をする習慣がある人にとっては辛いものがありますね。

とはいえものは考えようで、これをきっかけに健康体になれると思えば安いものです。

特にハイヤードライバーは体が資本ですからね。

私自身も晩酌はビールからノンアルコールビールに切り替えました。

出費も減って一石二鳥です。

休みの前の日に心行くままに飲めばいいだけです。

まとめ

それでは本日のまとめです。

本日の解説内容

・ハイヤードライバーのデメリット

・デメリットの裏側にあるメリット

本日は上記の内容について解説してきました。

ハイヤードライバーのデメリットは次の3点です。

ハイヤードライバーのデメリット

・家に帰れない

・給料が安い

・深酒できない

その裏側にあるメリットは次の通りです。

デメリットの裏側にあるメリット

・家に帰れない→帰れる仕事を選べば良い

・給料が安い→家族との時間を優先できる、稼ぎたければ稼げる

・深酒できない→健康体になるチャンス、休みの前日に飲めばいい

いずれもデメリットに感じる人もいるかと思いますが、実際はメリットと表裏一体だと思います。

どんな仕事もデメリットはつきものです。

私自身は実際に勤めていてそこまでのストレスを感じることなく過ごしています。

今回の記事でハイヤードライバーに対する理解がより深まったら幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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ABOUT ME
りょう
りょう
現役ハイヤードライバー
30代、40代、50代からでも最高の転職を!
都内大手ハイヤー会社で働く現役のハイヤードライバー。
前職までは飲食業に従事し、うつ病直前まで疲弊するもハイヤードライバーに転職して人生が劇的に好転。
普段脚光を浴びることの少ないハイヤードライバーという仕事について、いい事も悪い事も赤裸々にお伝えしていきます。
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