【40代、50代でも安心!】ハイヤードライバーに転職する方法

・ハイヤードライバーという職業の実情
・ハイヤードライバーに採用されてからの流れ
はじめに
昨今いろいろな職種において人手不足が叫ばれています。
ハイヤーとタクシーを合わせてハイタク業界と呼んだりしますが、このハイタク業界も例外ではありません。
まずこの業界のイメージがよくありません。
どうしても運転の仕事というと、40代・50代になって特段スキルや実績もない人が仕方なく始める、というイメージが世間に定着してしまっています。
現に私も入社前まではそう思っていましたし、私の会社も40代・50代のドライバーが最も多いです。
こういった現状から、なかなか転職の際の選択肢に挙がりにくい。
しかし、確実に需要はある。
ハイヤードライバーとはそんな仕事です。
▼▼詳しくは下記の記事をご覧ください▼▼
これらを踏まえると、単刀直入に言ってハイヤードライバーは他の職種と比べても比較的採用はされやすいと思っています。
特に20代・30代のドライバーは需要の割に圧倒的に供給が少ないので、より採用はされやすいと思います。
よっぽどコミュニケーションに難があるなど、人としておかしなところがなければ採用される可能性は高いと言えます。
とはいえ油断してはいけませんし、予め採用までの流れを知っておいて損はありません。
またいくら採用されやすいとはいえ向き不向きがあるのも事実です。
▼▼下記の記事で事前に向き不向きを確認しておくことをおすすめいたします▼▼
【どんな人?】ハイヤードライバーに「向いている人」「向いていない人」を徹底解説!!
今回は私の実体験をもとに採用までの流れを解説していこうと思います。
今回の記事を読めばハイヤードライバーになる方法がより具体化されるでしょう。
今回の採用までの流れはあくまで私の実体験によるものです。
会社によって内容には大きく差があるため、あらかじめご了承ください。
それでは始めていきます。
求人に応募する
転職エージェントの活用がおすすめ
まずは1つ目、求人広告に応募します。
応募に関しては業界に精通した転職エージェントの活用がおすすめです。
私はドライバーズワークをおすすめしています。
こちらを選んでおけば間違い無いでしょう。
主にタクシー会社を紹介されると思いますが、下記の記事で紹介している大手4社はタクシー事業部・ハイヤー事業部ともにあるので、基本的には大手4社の中から選ぶのがベストだと思います。
大手企業をおすすめする大きな理由としては抜群の知名度を誇るため仕事量に困らないからです。
まさに信頼と実績の証です。
また、福利厚生の充実という面でも大手企業の方が圧倒的に有利です。
▼▼詳細は下記の記事をご覧ください▼▼
【徹底比較】ハイヤードライバーに転職するなら絶対大手がおすすめな理由
1次面接
採用担当者と面接

企業に応募すると1次面接の連絡が来ます。
私の時は営業所にて、若手の採用担当の職員が面接をしてくれました。
現職についてや志望理由など、ごくごく一般的な内容だったと記憶しています。
私が受けた印象としては、よっぽど一般常識に欠けていないかぎり落ちることはなさそうだなと感じました。
2次面接
採用担当者+所長面接
1次面接から数日後、2次面接の案内のメールが届きました。
2次面接では1次面接の時とは別の採用担当の職員が面接をしてくれました。
そこでは会社や働き方についての説明、疑問点の質疑応答のような形で進みました。
そして途中から営業所の所長も加わり、「やっていけそうか?」的なことを聞かれました。
2対1での面接を行い所長が問題なしと判断したのか、次のステップに進みました。
運転適性検査

2次面接の後に運転適性検査を受けました。
簡単に言うと営業所の車を使って、採用担当の職員を乗せて営業所の周りをぐるりと1周する、というものです。
道順は職員の指示があるのでそれに従って運転すれば大丈夫です。
これもよほど危険な運転をしなければ大丈夫だと思われます。
これらの選考を受けて1週間後、正式に内定の連絡をいただきました。
採用
まずは2種免許の取得

晴れて採用されると、まずは2種免許の取得です。
会社によっては研修が先の場合もあるようですが、私の会社は入社前に2種免許の取得という流れでした。
会社が提携している教習所に通い、教習を受けます。
多くの会社では教習所の料金は会社が立て替えてくれて、一定期間働けば返済が免除されるというシステムを導入しています。
私の会社も2年間働けば教習所の料金は免除されます。
自費で取得しようとすると20~30万円はかかりますので、すごいお得ですね。
基礎研修
座学

無事に2種免許を取得出来たら、いよいよ研修のスタートです。
最初は座学で会社のこと、ハイヤーの基本、接客方法、都心部の主要な道路名、交差点名などについて学びました。
覚えないといけないことが一気に増えるので、正直頭がパンクしそうになっていました。
研修の合間に適宜試験を行い、合格できると実技研修に移っていきます。
実技試験
運転

座学が終わると、実技研修のスタートです。
実際に研修用の白ナンバーの車を使い、都心部の道を実際に走ります。
研修担当の職員をお客様に見立てて接客の練習をしたり、都心の主要なオフィスビルやホテル、商業施設などを見て回ります。
それに加えて道路の特徴や車線取りなどの実践的な内容も教わります。
座学も含めてですが、研修の内容はとても厳しいです。
やはり、そうそうたる企業の役員様を相手にする仕事なので、失礼があってはいけません。
タクシーと比較してもかなり高額な料金を頂戴しています。
なのでかなり厳しく指導されます。
▼▼詳しい研修の中身については下記の記事で解説していきます▼▼
研修終了
試採用として配属
無事に研修が終了すると、晴れて営業所に配属となります。
最初は試採用ということで簡単な仕事をしながら経験を積んでいきます。
私の会社の場合は配属から数か月後に所長試験があります。
簡単に説明すると、朝所長を自宅まで迎えにいき所長をお客様に見立てて営業所まで送迎するという試験です。
これをパスすることでようやく本採用となることができます。
まとめ
それでは本日のまとめです。
・ハイヤードライバーという職業の実情
・ハイヤードライバーに採用されてからの流れ
本日は上記の内容について解説してきました。
前述してきた流れを踏まえて、晴れてハイヤードライバーになることができます。
比較的入社のハードルは低いのに研修はめっちゃ厳しい、、
このギャップにやられて研修途中で辞めてしまう人も正直います。
しかし、ここを乗り越えると一気に楽になってきます。
最初に苦労した分、後から楽ができます。
あなたもぜひ、ハイヤー業界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。
▼▼ハイタク業界に精通した転職エージェントは下記から登録できます▼▼

最後までご覧いただきありがとうございました!