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【本質】ハイヤー会社が新卒を採用しないたった一つの理由

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りょうすけ
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みなさんこんにちは、りょうすけ(@ryosuke_ikuji)です。

今回の記事ではハイヤー会社が新卒を採用しないたった一つの理由

について解説していきます。

今回の記事でわかること

・ハイヤードライバーとしてやっていくために必要なこと

・ハイヤー会社にいる営業担当の職員とは

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はじめに

ハイヤードライバーには20代〜60代まで多種多様な経歴を持ったドライバーが在籍しています。

接客業や飲食業経験者、営業やトラックドライバー経験者など本当に様々です。

そんな中、新卒でハイヤー会社に入社したという人は一人もいません。

それは新卒採用を行っていないからです。

例外として大手企業の場合はタクシー事業部で新卒採用をしているので、そちらで経験を積んだのちにハイヤー事業部に異動してくる人はいます。

また営業所にいる事務方の営業担当の職員は総合職という位置付けなので、新卒で入社してくるスタッフもいます。

しかし、ドライバーにはいません。

なぜでしょうか。

結論、大企業の経営者が主なお客様なので、ある程度の社会人経験・人生経験は必須だからです。

あまりに若すぎると車内での何気ない会話から人生経験の浅さを簡単に見抜かれてしまいます。

お客様は大企業の役員様なので、ある種の人を見るプロです。

お客様に失礼がなようにするためにも、ある程度の社会人経験を求めて新卒は採用していないのです。

今回の記事ではこれについてさらに深掘りしていきます。

今回の記事を読めば、ハイヤードライバーとしてやっていくために必要なことがわかるでしょう。

それでは始めていきます。

ハイヤー会社が新卒を採用しないたった一つの理由

社会人経験が必須

ハイヤー会社が新卒採用をしないたった一つの理由、それは社会人経験が必須だからです。

ハイヤーをご利用されるお客様は上場企業などの大企業の役員様がほとんどです。

彼らは会って少し話しをしただけで相手の人となりがわかってしまいます。

社内にいる多くの部下、自社の採用面接、社外の取引先など毎日色々な人と会って仕事を進めています。

企業の役員はある意味人を見るプロです。

あまりに若すぎてしまうと人生経験の浅さが露呈してしまい、それがお客様にとって失礼になってしまうことがあります。

例えば「俺は若造の練習台か!!」と思われてしまったりするわけです。

やはりある程度社会人経験があった方が車内での何気ない会話にも深みが生まれます。

また前職での経験など、社会で色々な人と接してきた方が有利になる場面も多いです。

しかし、若いドライバーを求めているお客様も実際にいらっしゃいます。

それを踏まえると20代半ばぐらいで1〜2社の経験があればハイヤードライバーとして十分やっていけます。

正直育成する余裕がない

ここからは余談なのですが、正直ハイヤー会社には新卒を育成する余裕がない会社も多いです。

新卒の場合だと名刺交換のやり方からビジネスマナーを教えていかないといけませんが、零細企業の場合は特にそんな余裕はありません。

新入社員研修中やその後の研修中に発生する給料を払う余裕、またそういったビジネスマナーを教えることができる人材がいない、というのが大きいです。

しかし、大手企業の場合はその辺の教育体制が整っている所が多いです。

大手企業にはタクシー事業部もあるので、そちらで新卒を採用して教育をし、数年間タクシーで経験を積んだのちに本人の希望のもとハイヤー事業部に異動してくる、というケースもあります。

こういった点からも大手企業の方が入社後の教育体制を含め、あらゆる点で充実していると言えます。

中途入社の私でもそれはヒシヒシと感じます。

特に仕事量の豊富さはさすが大手だなと思います。

日々仕事をしている中での安心感が違います。

▼▼詳しくは下記の記事をご覧ください▼▼

【徹底比較】ハイヤードライバーに転職するなら絶対大手がおすすめな理由

職員は新卒採用

さらに余談ですが、ハイヤー会社の営業所には営業担当の職員がいます。

彼らの役割は次の通りです。

  • 日々の仕事の割り振り
  • 新規顧客の開拓
  • 既存顧客のフォロー
  • 毎月の請求関係
  • 顧客からのクレーム対応
  • 事故違反の処理

こういった事務方の仕事をやっています。

おかげで我々ドライバーは目の前のお客さまの送迎に集中することができます。

この営業担当の職員ですが、私の会社では総合職という扱いになります。

なのでドライバーと違って新卒での採用もあります。

稀にドライバー職から総合職への配置転換もあるのですが、そもそもの採用が全く別なので基本的にはありません。

ハイヤードライバーという仕事を円滑に進めるにあたっては、この営業担当の職員との関係性も非常に重要になってきます。

例えば当然のことですがクレームを出さない、事故違反をしないことによって信頼を積み重ねたり、割り振られる仕事に対して文句を言わないことが大事です。

結構年数を重ねてくると割り振られる仕事に対してあーだこーだ文句をつける人もいるのですが、正直それは完全にテイカー思考なので良くありません。

ある程度先に相手の要求を飲んであげることによって信頼を得て、後々にいい専属先を紹介してくれたりすることもあります。

職員も一人の人間です。

ちゃんと相手の気持ちに立った行動を心がけたいですね。

▼▼詳しくは下記の記事をご覧ください▼▼

【実録】ハイヤー会社のリアルな人間関係を解説!

まとめ

それでは本日のまとめです。

本日の解説内容

・ハイヤードライバーとしてやっていくために必要なこと

⇒ある程度の社会人経験

・ハイヤー会社にいる営業担当の職員とは

⇒雑務を一手に引き受けてくれる、彼らは新卒採用もある

本日は上記の内容について解説してきました。

過去にどんな仕事をしていたとしてもハイヤードライバーに活かせることは必ずあります。

もちろん人と接する仕事の経験があれば強いですが、それがなくても活躍している先輩はたくさんいます。

▼▼少しでもハイヤードライバーに興味を持った方は下記の詳細記事にて詳しく解説しています▼▼

https://ryosukepapa.com/kosodatepapa-hyear/
りょうすけ
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最後までご覧いただきありがとうございました!

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ABOUT ME
りょう
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現役ハイヤードライバー
30代、40代、50代からでも最高の転職を!
都内大手ハイヤー会社で働く現役のハイヤードライバー。
前職までは飲食業に従事し、うつ病直前まで疲弊するもハイヤードライバーに転職して人生が劇的に好転。
普段脚光を浴びることの少ないハイヤードライバーという仕事について、いい事も悪い事も赤裸々にお伝えしていきます。
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