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【ハイヤー車両のトレンド】ハイヤー車両でセダンよりワゴンが好まれる理由

ryosukepapa
りょうすけ
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みなさんこんにちは、りょうすけ(@ryosuke_ikuji)です。

今回の記事ではハイヤー車両でセダンよりワゴンが好まれる理由について解説していきたいと思います。

今回の記事でわかること

・セダンが避けられる理由

・ワゴンが好まれる理由

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はじめに

ハイヤーにはいろいろな車両が使われています。

一番オーソドックスなのはセンチュリーやレクサス、クラウンやシーマといったセダン型の車両です。

それとは別にアルファードやエルグランドといったワゴンタイプの車両も多く使われています。

近年の傾向として、このワゴンタイプの車両の方が人気が高くなっています。

現に私の所属している営業所では古くなったクラウンが廃車になり、入れ替えで新たに新車を導入するのにアルファードを導入するケースが目立っています。

その大きな理由としてはセダンだと狭い、と言うのが挙げられます。

どうしても車高が低く天井も低いので、圧迫感があり敬遠されがちです。

対してワゴンタイプの車両なら車内も広く荷物も多く載ります。

また、複数人でも利用の際にも圧迫感なく余裕を持って移動することができます。

今回の記事ではこういった最近のハイヤー車両のトレンドについて解説していきます。

今回の記事を読めば、業界の最新の流れがわかるでしょう。

それでは始めていきます。

セダンが避けられる理由

車内が狭い

セダンが避けられる理由の1つ目は、車内が狭い、です。

セダンは天井が低いので全体的に圧迫感があり車内が狭いです。

特に運転席の後ろの席はかなり窮屈です。

通常一人で乗る分には助手席を前に出しているので、助手席の後ろはそこそこ足元は広いのですが、やはり圧迫感は避けられません。

現代人は体格の大きい人も増えているので、そういったことも避けられる要因なのかなと思います。

荷物が載らない

続いて2つ目は、荷物が載らない、です。

大きな荷物は後ろのトランクに乗せるのですが、車種によってはトランクも小さい場合がありあまり荷物が載らないことがあります。

例えばゴルフ送迎の際、車種によってはゴルフバッグを2つ載せただけでトランクがパンパンになってしまったりします。

そうなるとボストンバッグなどの手荷物は車内に載せることになり、余計に車内の狭さに拍車がかかってしまいます。

用途によってはセダンはとても不便に感じます。

乗り降りがしづらい

3つ目は、乗り降りがしらい、点です。

セダンはどうしても車高が低いので乗り降りがしづらいです。

中途半端にかがまないといけなかったりして、腰に負担がかかったりします。

特に年配の方や女性の方にとっては敬遠されがちです。

ワンピース姿だと特に乗り降りがしづらそうに見えます。

こういった理由からもワゴン車を好まれる方も多いです。

悪目立ちしたくない

最後に4つ目は、悪目立ちしたくない、点です。

これは特にセンチュリーの場合なのですが、正直かなり目立ちます

センチュリーとは下記のような車です。

世間ではセンチュリーといえば皇族が乗る車というイメージが強いと思います。

そのため、ご近所さんに見られることによって要らぬ噂を立てられるのを嫌がるお客様は多いです。

実際街中で乗り降りしていても、かなり目立ちます。

【目立たずにひっそりと移動したい】

近年はそんなニーズが強まっているように思えます。

ワゴンが好まれる理由

車内が広い

ここからはセダンよりもワゴンが好まれる理由について解説していきます。

まずは1つ目、車内が広い点です。

ワゴン車の場合、天井も高く足元にもかなり余裕があります。

そのため、車内に多くの荷物を積むことができます。

3列目のシートを倒せばさらに多くの荷物を積むことができる。

しかもセダンのトランクのように独立した荷室ではないので、必要な荷物をすぐにパッと取り出すこともできます。

セダンのトランクの場合だと一旦停止しないと中の荷物を取ることはできません。

ここが大きな差になってきます。

大人数でも利用できる

続いて2つ目は、大人数でも利用できる点です。

ワゴン車の場合、当然のことながら大人数での移動がしやすいです。

アルファードの場合、MAX6人まで乗車が可能になります。

流石に定員MAXまで乗ってしまうと荷物があまり載らなくなってしまいますが、ビジネスシーンにおいても大人数での移動の需要はそれなりにあります。

重要なプレゼンなどで役員も同行する際などに使われるケースが多いです。

それ以外ではご家族連れでの利用に使われることが多いです。

乗り降りしやすい

3つ目は、乗り降りしやすい点です。

ワゴン車は天井が高いため女性でも乗り降りがしやすいです。

スカートやワンピース姿だとどうしてもセダンだと乗り降りしづらいので重宝されます。

また、腰に負担もかからないので腰痛持ちの方もワゴン車の方を希望される方が多いです。

セダンだとどうしても車高が低い分、腰が深く沈み込んでしまいがちです。

体への負担を考えるとワゴン車の方が人気になります。

周囲に馴染める

最後に4つ目は、周囲に馴染める点です。

特にアルファードなどは一般にも乗っている方は多く、悪目立ちすることなく周囲に馴染めます。

先に解説したセンチュリーの場合は特に目立つので、いらぬ噂や反感を買いたくないと言う方にとってもワゴン車は周囲に溶け込めるので人気になっています。

まとめ

それでは本日のまとめです。

本日の解説内容

・セダンが避けられる理由

・ワゴンが好まれる理由

本日は上記の内容について解説してきました。

セダンが避けられる理由は次の4点です。

・車内が狭い

・荷物が載らない

・乗り降りがしづらい

・悪目立ちしたくない

対してワゴンが好まれる理由は次の4点です。

・車内が広い

・大人数でも利用できる

・乗り降りしやすい

・周囲に馴染める

ワゴン車の需要は急速に拡大しています。

現に今の私の専属車もアルファードです。

やはりさまざまな用途に柔軟に対応できる点が評価されているように感じます。

そしていい意味で目立ちすぎないという点も大きいと思います。

時代の変化に柔軟に対応していくのもハイヤーにとっては重要な使命です。

▼▼ハイヤーについての基礎的な話は下記の記事で詳しく解説しています▼▼

【現役ドライバーが徹底解説!】ハイヤードライバーって何??

https://ryosukepapa.com/kosodatepapa-hyear/
りょうすけ
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最後までご覧いただきありがとうございました!

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ABOUT ME
りょう
りょう
現役ハイヤードライバー
30代、40代、50代からでも最高の転職を!
都内大手ハイヤー会社で働く現役のハイヤードライバー。
前職までは飲食業に従事し、うつ病直前まで疲弊するもハイヤードライバーに転職して人生が劇的に好転。
普段脚光を浴びることの少ないハイヤードライバーという仕事について、いい事も悪い事も赤裸々にお伝えしていきます。
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