【意外な事実】ハイヤードライバーが家に帰れるのに帰らない理由4選

・ハイヤードライバーが家に帰らない理由
はじめに
ハイヤーには色々な仕事があります。
ハイヤーの仕事は始発で出勤しても出庫時間に間に合わなかったり、終電を逃すような仕事もあります。
そういった場合は営業所に泊まり込む必要が出てきます。
これって人によっては大きなデメリットに感じるかもしれません。
▼▼詳しくは下記の記事をご覧ください▼▼
私も基本的には泊まりたくはない派なのですが、乗務員の中には家に帰れるにもかかわらず帰らずに泊っている、休日しか家に帰らない人も多くいます。
彼らが帰らない理由は何なのでしょうか。
その理由はズバリ、次の4点です。
・帰らなくても定期代が満額出る
・家が遠い
・子供が大きい
・奥さんが「亭主元気で留守がいい」タイプ
今日はこれらについて掘り下げていきます。
今回の記事を読めば家に帰れないことも案外悪くはないなと思えるようになるでしょう。
それでは始めていきます。
帰らなくても定期代が満額出る
所定の出勤日数を満たせば支給される

まずは1つ目、帰らなくても定期代が満額出る点です。
私の会社に限った話ですが、毎月の定期代は帰る帰らないに関わらず月の所定の出勤日数を満たせば支給される仕組みになっています。
日割り計算ではありません。
例えば平日はずっと泊まり込み、週末のみ帰宅している人の場合、会社と自宅は1か月間で概ね4往復しかしないことになります。
しかし、平日は毎日働いているので定期代は満額支給されるというわけです。
このため定期券を買わないドライバーが大半です。
浮いた分の交通費で日々の昼食代や夕食代を賄うイメージです。
実質食事代はほとんどかかりません。
なので私も定期券は買っていません。
家が遠い
帰ってしまうとほとんど寝れない

2つ目は、家が遠いという点です。
ドライバーの中には結構遠方に住んている人も多くいます。
私は会社から自宅まで1時間ちょっとかかるのですが、2時間以上かかる人もザラにいます。
そうなると下手に帰ってしまうと睡眠時間が極端に短くなってしまいます。
現に私も仮に終電間際で帰宅すると睡眠時間は2時間半ほどしか取れません。
営業所の仮眠室は決して寝心地は良くありませんが、私自身睡眠の質より量を優先させるために泊まることもあります。
そして泊まる=通勤がないというのも実はかなり大きなアドバンテージです。
会社に泊まり込みと聞くとあまりいいイメージを持たれないかもしれません。
私もそうでした。
しかし、仕事前に無駄に体力を消耗することなく仕事に臨むことができるのは思った以上に快適で必要以上にストレスを溜めずに済みます。
何事もやってみないと分からないものです。
子供が大きい
家に居場所がない?

3つ目は、もう子供が大きいという点です。
毎日泊まり込んでいる方は年配のベテランドライバーに多い傾向があります。
そういった方の場合、もうすでにお子さんが高校生や大学生、社会人といったことも珍しくありません。
そこまで子供が大きくなり手が離れていると、あまり家のことを積極的にやらなくても大丈夫になるのだと思います。
また、子供が思春期に突入すると家に居場所がなくなってしまうこともあるようです。
私は子供がまだ小さいので基本的には家に帰りたい派ですが、将来家に居場所を失わないように今から子供たちとしっかりコミュニケーションを取っていきたいと思いました。
奥さんが「亭主元気で留守がいい」タイプ
お互いにリフレッシュになる

最後に4つ目、奥さんが「亭主元気で留守がいい」タイプの場合です。
前述の3つ目の理由にもつながるのですが、奥さんの性格によるところも大きいのではないかと思います。
奥さんが「亭主元気で留守がいい」タイプだと、あえて帰らない方が夫婦関係も円滑に回りお互いリフレッシュにもなるので良いらしいです。
私の妻は帰ってきてほしい派なのでこれには当てはまりませんが、子供が大きくなったときにどうなるかはわかりません。
どちらにせよ夫婦間で居心地のよい距離感をしっかりと見極める必要があります。
まとめ
それでは本日のまとめです。
・ハイヤードライバーが家に帰らない理由
本日は上記の内容について解説してきました。
その理由は次の4点です。
・帰らなくても定期代が満額出る
・家が遠い
・子供が大きい
・奥さんが「亭主元気で留守がいい」タイプ
人それぞれ帰らない理由はあると思いますが、日々他のドライバーを見ていて帰らないことによって定年後に居場所がなくなってしまわないように家族とのコミュニケーションはしっかり取っていかないといけないと思いました。
ずっと泊まり込んでいて、いざ定年後になったら家族から愛想を尽かされてしまっては悲しすぎますからね。
何事もほどほどにしたいところです。

最後までご覧きただきありがとうございました!